「日本は島国だから日本語しか話せない」
「英語がまともに話せないのは日本人だけ」
こんなイメージはありませんか?
ほとんどの日本人が日本語しか話せない(モノリンガル)のに対して、ヨーロッパの国などでは母国語を含めた複数の言語を話すことは珍しいことではありません(バイリンガル)。特に他国と隣接する国では、複数の言語が公用語とされている場合も多いです。
日本に住んでいる限りは他国の言語を話す必要がありません。ところが、そのような必要がない日本でも『英語』に関しては少なくとも3年、6年、場合によっては10年間学習することになっています。この期間は言語の学習期間として他の国々での外国語学習期間と比べても決して少ないほうではありません。にもかかわらず、普通に日本での英語の教育を受けただけでは英語が話せるようにはならないというのがほぼ定説となってしまっています。このことを捉えて、日本人は自分自身で「外国語(英語)が苦手」というイメージを作ってしまっているのだと思います。
では、どの程度できれば、「日本人は英語が得意」といわれるレベルになるのでしょうか。
そのレベルに到達するには3年,6年,10年でダメなのだから、20年、30年やればいいのでしょうか?
実際に、そのくらい長い間学習されていても「英語が苦手」という方もいらっしゃいます。また、日本国内ではダメだということで海外留学を経験された方でも、不思議なことに「英語が得意ですか?」という質問に対し「はい、得意です。」と答えられる方はそれほど多くないように感じます。特に、その質問をその方よりも明らかに英語が上手な方、もっと言えばネイティブにされた場合にはなおさらです。
こうなってくると、「日本人は外国語が苦手」の理由は何なのかを真剣に考えてみる必要がありそうです。その理由に肉薄できれば、もしかしたら、「日本人は英語が得意」といわれるようになる方法が見つかるかもしれません。
このサイトではその理由にできるだけ近づき、一人でも多くの日本人を「英語が得意」もっと言えば「私は日本語と英語のバイリンガルです。」と自信をもっていえるような方向へ向けるための羅針盤の役を果たせたらと思っております。